2008年9月8日月曜日

人のココロを読む技術

人間は身体で出来ている。

よほど特殊なトレーニングをしている人でない限り、身体が動けばココロも動きます。逆もまた然りで、ココロが動けば身体が動きます。ココロと身体は密接につながっています。
だから人のココロは身体から読み取ることができます。しかしそれを簡単に実践したり、トレーニングしたりする方法が紹介されているのを、私は見たことがありません。

と言うわけで、人のココロを読み取る能力を高めるための簡単で効果絶大なトレーニングを紹介してみます。このトレーニングの目的は、人の身体(筋肉)の使い方を読み取れるようにすることです。これが人のココロを読むことにどうつながっているかは、やってみればわかることなので説明しません。

トレーニング方法はとても簡単です。
まず、その辺で歩いている人を見つけましょう。
次に、その人の歩き方を真似してみましょう。
この時「身体の使い方を真似る」というのが重要なポイントです。間違っても「形の真似」をしてはいけません。

「形ではなく身体の使い方を真似るなんてできるか?」と、やる前から文句を言う人もいますが、私は自信を持って「できる」と答えられます。なぜなら「歩く」という動作は多くの部分で万人に共通した動きだからです。「基本的には自分も他人も同じ、でも少し違う」歩くという題材を用いることで、自分と他人との「身体の使い方の違い」をわかりやすくすることができるのです。

このトレーニングを実施すると、殆どの人は10分くらいで「他人の身体の使い方を知ることの効果」を実感できるようです。考えてもわからなかった「何か」を感じられるようになります。

私はそれが、人のココロの一部だと思っています。